エコシステムユニット

概 要

エコシステムユニットは、アカデミア創薬研究の有望シーズを製薬企業の視点で発掘いたします。また、DSANJ Digital Bio Conference(以下D-Bio Digital)において参加製薬企業からニーズを収集し、「創薬研究に必要と思われる試験計画」を、アカデミア研究者と連携して作成し、AMED創薬支援推進事業・創薬総合支援事業(創薬ブースター)に推薦いたします。
創薬シーズ・基盤技術アライアンスネットワーク(DSANJ:Drug Seeds Alliance Network Japan)は、2010年から 12年間にわたりアカデミアシーズと企業ニーズとをマッチングするD-Bio Digitalを開催し、1,444名のアカデミア研究者等の招聘、7,394件のミーティング、65件の提携(共同研究等)契約成立の成果を収めています。この継続的なマッチング活動を更に加速させるため、DSANJプログム の機能拡張としてDSANJ創薬エコシステムセンター(ESC)を発足し、AMEDエコシステムユニットとして日本における産官学の創薬エコシステムの基盤を構築してまいります。

実施内容

1.有望案件発掘事業:

有望な創薬研究を自らの足で調査し、アカデミア研究者の研究室を直接訪問して研究内容のヒアリング(公開可能な情報のみ)から、D-Bioでの製薬企業とのパートナリング支援までをトータルに実施し、有望案件を発掘いたします。アカデミア研究者の先生方が第一義である基礎研究にエフォートを注力できるよう、創薬連携に精通したコーディネーターを配置しています。

2.創薬ブースター申請支援事業:

D-Bio Digital参加企業から収集する企業ニーズ及び「創薬研究に必要と思われる試験計画」を基に、アカデミア研究者と連携して研究提案書を作成いたします。作成された提案書を基に、AMED創薬ブースターに推薦します。

3.D-Bio Digitalでの製薬企業への導出支援事業:

主要な製薬企業が参画するD-Bio Digitalに創薬ブースターの有望な創薬研究成果を招聘し、パートナリングの機会を設けて製薬企業への導出を強力に支援いたします。導出にあたってはAMED iD3と密接に連携し、導出戦略の策定など、創薬経験豊富なDSANJエキスパートがトータルで支援いたします。

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